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開催主旨詳細
「新しい交流空間の創造」
近年、国家・民族・言語の壁を越えた世界規模での相互理解、都市環境と自然環境との共生、世界的な学術・芸術文化の交流拠点の整備など多様な視点から「交流活動」の重要性が見直されています。
当地域においても『あいち・交流新時代』という将来ビジョンのもと、交流人口の拡大、豊かな「交流の場」作りとして、「第二東名・名神高速道路の整備」「中部新国際空港構想の推進」「リニア中央新幹線構想の推進」「21世紀万国博覧会の誘致・開催」などハード・ソフトの両面から世界の人々が集い、語り合い、相互理解を深めるための機会を創出し、多様で多彩な交流活動の活性化を目指しています。
また世界的な都市化の流れの中、「交流の質を問う場」として「公園」の役割が見直されています。元来人々が集まる公園は、様々な出会いの場であり、生きた情報が交わされ、発信される空間でもありました。21世紀を目前に控え、公園は「人と自然・文化・技術の交流拠点」「新たなコミュニティやライフスタイルの生まれる魅力的な創造拠点」としての機能が求められています。
将来に向けての新しい公園像とは何か。『世界公園フェスティバル'95』は、こうした背景のもと《新しい交流空間の創造》をテーマに、楽しい祝祭空間という場の中で21世紀に向けた新たな交流空間としての公園像を提唱するものです。
以上のような開催理念を基にした開催方針は以下の通りです。
1.自然と人間の共生の場所である「公園」を舞台に、多彩な行催事を繰り広げることによって、人と自然・文化・技術の新しい『交流空間』を創造する。
2.人と自然・文化・技術の交流空間としての未来の公園のあり方について探求するとともに、その具体的な姿を提供する場とする。
3.世界の人々が当地域に集い、語り合い、相互の理解を深めるための機会を提供し、多様で多彩な交流活動の活性化を目指す。
4.地域が一体となって、各地域独自の文化交流活動等(地域の個性の発見と行動)を行い、新しい地域づくり活動を繰り広げる契機とする。
5.本事業を契機とした新しい交流概念のアピール、国際交流活動の具体化、継続的な文化交流活動など県民意識の醸成をもって「21世紀万国博覧会」の開催へと結びつける。
『世界公園フェスティバル'95』は、平成7年10月1日(日)から10月15日(日)までの15日間にわたって、名古屋会場(栄公園予定地・久屋大通公園・愛知芸術文化センター)、豊橋会場(豊橋公園、豊橋市公会堂)を舞台に、多彩な会場展示や行催事を繰り広げます。
●主催:世界公園フェスティバル'95実行委員会(愛知県/名古屋市/豊橋市/他)
●後援:外務省/農林水産省/通商産業省/建設省/他
●特別後援:UNEP(国際連合環境計画)/UNESCO(国際連合教育科学文化機関)/国連50周年記念国内委員会/(財)日本国際連合協会/(社)日本ユネスコ協会連盟/国際連合環境計画日本協会
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