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お別れの言葉 1 通夜におけるお別れの言葉(平成14年8月3日午後7時〜)

故平子彰さんの霊前に、謹んでお別れの言葉を申し上げます。
 思い起こせば1995年春、「味噌煮込みマガジン」編集メンバーの第1回の顔合わせが行われてからもう7年が過ぎました。
 数ある企画案が出た中で、平子さんは同年5月に亡くなられたお母さまの写真集で綴った「千枝物語」を発表されました。病院のベッドの上で生涯を終えられたお母さまの写真を含むこの企画は、一躍センセーショナルな感動を呼び、マスコミにも取り上げられ、「味噌煮込みマガジン」の名を一挙に広める力となったと確信しています。
 新しいものが大好きで、一個人であろうと、巨大なコングロマリッドと対等に自己主張・自己表現をされた平子さん。あなたなしには「味噌煮込みマガジン」の名はこんなに広められませんでした。
 残された私たちに、この名を維持し続けられるかどうか、自信がありませんが、仲間とともになんとか頑張ることを、ここにお誓いします。
 平子さん、奇しくも、昨年の今日8月3日は平子さんの愛猫「みー」ちゃんが亡くなった日です。天国で再会して、一緒に安らかな日々を過ごされることを祈っています。   

平成十四年八月三日
 名古屋味噌煮込みマガジン 
    メンバー一同  代表 熊谷 知恵子(ねぎ)

お別れの言葉 2 葬儀におけるお別れの言葉(平成14年8月4日午後1時〜)

平子さんが音頭をとって仲間を集め、「名古屋味噌煮込みマガジン」という趣味のホームページを立ち上げたのは、平成七年の早春。まだインターネットという言葉さえ馴染みのなかった七年半も前のことです。
ユニークな視点の情報を、いち早く世界へ発信しようという平子編集長の篤志は、名古屋市が主催した「第一回ホームページコンテスト名古屋'96」で、見事「団体の部・金賞」の栄誉に輝きました。
みんなに自由な機会を与え、勉強会や懇親会なども企画してくださったそのお人柄には、敬服するばかりです。
いつもにこやかに、持病のことなども愉快にお話しされていたので、今回の入院も、笑い飛ばせるような出来事になることをみんなで祈っていました。
つい三日前まで、病室から元気な様子をメールで知らせてくださっていたのに、とても残念でなりません。
どうか安らかにお眠りください。ご冥福を心よりお祈りしています。
平子編集長のご尽力をはじめ、温かさや優しさ、楽しいエピソードの数々など、たくさんのすてきな思い出は、いつまでも私たちの心の中で息づいています。
天上から「名古屋味噌煮込みマガジン」を見守っていてください。
ほんとうにありがとうございました。

   平成十四年八月四日
     名古屋味噌煮込みマガジン 
    メンバー一同  代表 脇田久仁博(ちくわブ)

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