明治40年に名古屋市を表象する徽章を定めるため各方面に意匠を求めたが、適当なものがなかったので、尾張徳川家で合印として用いられていた由緒あるものを採用した。設定理由は「丸は無限に円満に膨張する力、八は支え拡がる形であり、発である。....以下略」名古屋市が無限に安穏かつ順風に発展することを意味している。(名古屋市資料より要約)「まる八」のデザインはシンプルでよいが、八と名古屋の結びつきについては説得力が弱い気がする。毎年8月8日は「まる八の日」として、八にちなんだイベントが市内で繰り広げられる。