超即効性インシュリン研究会(2001/9/30)の報告

最近話題になっている新しい超即効性インシュリン(インスリン)について、東京の新高輪プリンスでのインシュリン研究会の報告です。その名の通り超即効性のため、食事直前や直後の注射が可能です。これにより、自己注射をされている糖尿病患者さんにとっては、事前注射などの時間管理に気を使うことがなく、生活環境の質向上など、多くのメリットが期待されています。


●超即効性インスリンの利点は,
1)食後の高血糖がおさえられること。
2)食事が不規則な方,特に夜9時以降に夕食をとる方に便利。
3)注射時間は食直前、あるいは,食中,食後の3種の方法が取れ得ること。
4)頻回注射が可能(間食などに便利)
●超即効性インシュリンの欠点は,
5)超速効性の反面、持続時間が短いため、N型インシュリンの併用が必要。現状では超即効性インシュリンとは別に、N型インシュリンを,朝と眠前の2回、もしくは朝,昼,夕の3回注射する必要が生じる。
6)食事中に長電話などで,中断するとすぐに低血糖がくること(注射後の場合)
7)食前高血糖が来る事(超速効性の反面、持続時間が短いため。N型インシュリンを注射しなかった場合)
8)低血糖が急激に来て,油断するとすぐに深くなり昏睡が心配。
9)αGI(ベイスンなど)とは,併用しないこと。(食中低血糖のおそれ)
10)超持続型インシュリン(半年後発売)を眠前あるいは朝に注射するのがベストか。
11)超速効型インシュリンとN型インスリンの混合製剤などが発売予定。
●番外
超即効性と速効性(R)とを,混合または同時注射したりする裏業がマニアックで流行のきざしあり。など,いろいろと議論がでました。なお,超速効性インシュリンの名城病院での使用認可は,平成13年の12月頃になる予定です。
●超即効性インシュリン参考ホームページ
その1
その2

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名城糖糖会  名古屋味噌煮込みマガジン