司馬専太郎エッセイ18
助かった話と、お助けした話


助かった話と、お助けした話
平成19年4月3日(火曜日)の夕方、小生がひとり運転して新生会第一病院からの帰りところで、川原通りを通過していたところ、あまり疲れていたのでしょうか、ついうっかり運転中に眠ってしまったのでしょう、気がついたらエアバックが目の前にふくらんでいて、自家用車がガードレールの端に突き刺さっていて止まっていました。何があったか見当もつかぬまま外に出たところ事故であることがわかりました。早速家内と警察に連絡し、JAFを呼んで自動車修理工場まで引っ張ってもらいました。
ちょうどチェロのお稽古に行く途中だったので、チェロの先生にも連絡してキャンセルを入れました。耳がポーンとしているのと胸骨と左の肋骨をしたたか打ち、おまけに長年愛用していためがねも鼻あての部分が曲がってしまいましたが、命に別状もなく、周りに人を怪我させた気配もなくほっとしました。やがて家内がタクシーでかけつけて、「最近、ちょっと調子に乗りすぎているので、やるんじゃないかと思ってていました。」と、おこられました。もうしばらく運転禁止とのことです。
それいらい通勤は地下鉄で、名城線の瑞穂運動場東で降りて、瑞穂満開の桜並木を通って今日も無事職場に来ました。 今度はぶつかっても壊れない車を探しますが、ボルボが良いかと考えています。自分は、不死身ではないかとか、ほんやく年で、京都の三十三間堂に写経をとどけて、厄払いしていただいたおかげと思っています。

次は、先ほど大阪の内科学会総会に行ったときのエピソードです。平成19年4月5日(水曜日)に大阪の新阪急ホテルに泊まったのですが、翌日、人助けをしました。医者なら当然のことと、いや医者でなくても出来ることですが。
4月5日学会当日の朝の朝、ホテルのバイキング朝食をとってから会場に行こうとしたところ、たまたま食事中テーブルが一緒だった品の良い老婦人に話しかけられました。オーストラリアのブリスベンから、船旅で30日間クルージング旅行で大阪に立ち寄られた、、ベティーさんと呼ばれるブリスベンから来られたかたが甲状腺機能低下症の薬(チラージン)の手持ちの薬を切らしたため、何とかならないでしょうかと相談を持ちかけられたのです。まだ後18日間のクルージングが残っていて、薬がないと夜も寝られないとかで、船医も手持ちがないとのことでした。ホテルに伺ったところ、総合病院の済世会中津病院が近いとのことでした。ただし、総合病院でアポイントメントも無く、処方してもらうのに2時間はかかるであろうと予測されました。しかも本日の午前11時には乗船がスタートするとのこと。そこで小生はホテルに来るときにちょっと目にした広告を頼りに、新阪急ホテルの向かい側にある大阪大丸ビルの17階の小さなクリニックを訪ねて、甲状腺ホルモン剤であるチラージンを処方していただけました。本人はもとよりツアーコンダクターやクルージングご一同様には、大変感謝されました。
ベティーさんのご主人は牧場を経営して見えますが、「何かお礼は?」と、言われましたので、当然お断りしましたが、さらに尋ねられるので、オーストラリアコインをゴルフのパットのマーカーにほしいといったところたくさんコインをいただきました。
このようなエピソードがあって内科学会には遅れてしまい、講義聴取認定が取れないかと危惧しましたが、運良く11時に間に合うことが出来、無事獲得しました。

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