司馬専太郎エッセイ21
ドイツハンブルグ北交響楽団とカラオケ


■打楽器奏者パパドポブロス氏とカラオケ大会
今回は、クラシック音楽とカラオケ大会のお話です。CBC事業部主催による 名古屋市民音楽祭の一環として、ドイツハンブルグ北放送管弦楽団の「ブラームスの夕べ、交響曲3番および1番連続演奏会が、平成19年5月17日、名古屋芸術文化センター、コンサートホールで開かれました。
当日券、特別席15000円。A席12000円、B席7000円数枚、残りあり、との情報にて、6時に仕事を終え、はせ参じたところ、入り口に、中日クラウンズで知り合った、CBC事業部の近さんやら鹿島さんがおられました。「やあ!先生じゃあないですか、先生ですから当然1万5千円のお席ですね」とむりやり押し付けられ、やむなくスペシャル席のチケットをもってロビーに入りました。
ブラームス3番の第3楽章の途中で、当然ながら、会場には入らせてもらえず、やむなく、2階席横の、カウンターで、スパークリングワインとマフィンなど食べていたところ、ハンブルグ北交響楽団の打楽器奏者とおっしゃるパパドポプロスさんとおっしゃる方から話しかけられました。彼はギリシア系南欧人らしく、太ったモーツアルトのような体型で、イタリア訛りの英語をしゃべります。(もちろんドイツ語はペラペラですが)。「じつは20年前のブレーメンでの修行時代に時代に一緒に打楽器を一緒に勉強したヤマグチ、ジュンさんを、探しているんだが、ちっともうまく連絡が取れない。昔の電話番号にかけてみたが、年取った女の人の声で、『何もわかりません』(もちろん日本語で)というばかり…」とのこと。
そこで、私としては 「なんとか調べてみましょう」と、早速、知り合いの、名古屋フィルハーモニーの打楽器奏者の 荒川さん(僕のチェロの教室の娘婿さんです)に電話をかけて聞いてみると、 「ああ、山口さんなら良く知ってます。京都に見えます、京都の交響楽団にお移りになられました。」 とのこと。
さっそく僕の携帯で、京都に電話連絡。すると「もしもし、山口ですが、、、」と、 ご本人の様子。よかったとばかり、パパドポプロスさんに僕の携帯を渡し、20年ぶりのお話とて、会話(もちろんドイツ語で)がどんどん進み、ついに幕間の休憩時間15分を過ぎ、次の 「ブラームスの交響曲1番」の公演の時間が来てしまいました。いそいでパパドドポブロスさんから僕の携帯電話をとりあげ、お席に入ったしだいです。
パパドポブロスさんは、ブラームス1番終了後、アンコールで、 ブラームスのハンガリー舞曲第72番を演奏し、そこで、トライアングルを担当なさっていました。 ハンブルグ北放送交響楽団の公演がすべて終わり、帰ろうとしますと、出口で、CBC事業部の近さん(女性でとても元気のいいかたで、中日クラウンズの時、直接お世話になったスタッフのお一人です)が、 「先生、楽団の打楽器奏者のパパドポプロスさんが、Dr.Kobayashiに、ぜひお会いしたいとのことです。」というので、楽屋に入ってみると、パパドポプロスが、上機嫌で、「Dr. Kobayashi さん、お礼に、一緒に今晩カラオケに行きましょう」といって、誘ってくれたので、むげに断るわけにも行かず、 「じゃあ、僕のボトルのある行きつけのスナックに行きましょう」と、乗ってしまい一行の宿泊の東急ホテル近くにあるスナックに、ドイツの打楽器奏者4人と飲みに行ってしまいました。
その後のことは酔っ払ってよく覚えていませんが、ドイツ人はたいそう体力があり、ブラームスの3番、1番を全力で演奏したにもかかわらず、夜の12時過ぎまで歌って踊って大騒ぎでした。

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