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キミはふし麺を見たか!

何を隠そう、小豆島は日本三大そうめん地帯の一つなのだ。
兵庫の「揖保の糸」、奈良の「三輪そうめん」、そして小豆島の「島の光」だ。
ネーミングセンスなら、小豆島の勝ちだぞ(と思う)。

これは、小豆島の「ふるさと村」という施設の中で食べることのできるそうめん。そこでは、そうめん作りの実演もやっていて、そうめんフリークには、こたえられない場所なのだ。出てくるのもそうめんだけという、潔さなのだ。
それにしても、そうめん後方のおっさんの腹が気になるのである。
そうめんを作るには、棒を二本用意してする。二本の棒にそうめんを巻き付け、棒を左右に引っ張って、麺を伸ばすのである。そのとき棒に密着していた部分が、ふし麺なのである。ほとんどパスタみたいなので、同じように食せるはずだ。
地元の人は、ゆであげたものをつゆにいれ、スプーンですくって食べているそうだ。

ふし麺以外にも、びっくりなのが、「オリーブそうめん」だ。
これは、小豆島名物のそうめんとオリーブを強引に結びつけたもので、
そうめんにオリーブが練り混んであるというもの。
薄いグリーン色をしたそうめんである。うそだと思うだろうが、本当なのだ。
ここ、ふるさと村で買うことができるぞ。


Photo & written by udon/Masayuki Goto Jan.1997
Copyright 1997 by Nagoya misonikomi magazine