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本企画はインターネットを利用する全世界の人々に、真の日本を紹介する真摯な試みである。中には当局に不都合な資料が随所に存在するため、さまざまな妨害工作が予想されるが、我々は決して怯みはしない。味噌煮込みマガジン編集部および調査員は、たとえ最後の一人になっても、この真実を調査し報告し続けることを誓うものである。
日本にある、もうひとつの裏日本。
私が示唆しているのはもちろん、あの雪と曇天に閉ざされた日本列島の日本海側のことではない。私たちが住んでいる日本とは別次元の、もうひとつの日本=裏日本というものが存在するという事実である。ではその異次元空間に存在する裏日本とは、いかなるものであろうか。以下に幾つかのヒントを挙げる。
▼偽の裏日本 | ▼真の裏日本 |
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各国の教科書が語る日本の真実。
現代でもチョンマゲを結い、下駄をはいて畳の上を歩く日本人。各国の教科書に載った、こんな奇妙な紹介をご記憶の方も多いだろう。実はこれこそ異次元に住む裏日本人の生活習慣そのものなのである。日本政府から厳重な抗議を受けた各国の関係者たちは皆、一同に憤った。実際に再調査を企み、みずからの正しさを証明しようとした者も多いと聞く。しかし当局の緻密な隠蔽工作により、裏日本へのワープポイントは、ついに2度と開かれなかった。
真実をを語ろうとした日本人。
「トンネルを抜けると雪国だった」という世界的に高名な小説の書き出しが、改訂前は「ワープトンネルを抜けると裏日本だった」と書かれていたのは、関係者の間では公然の秘密である。当局が苦しまぎれに口にした「ノーベル賞を保証する」との密約は、作家の死を目前にしてやっと履行された。また忍者出身の俳人が奥の細道を徘徊したことも、裏日本へのワープポイント探索という密命があったとすれば、極めて納得がゆくのである。