ハイパワー・オリジナルマック

パイオニアGX-1/G3-220Mhz 
G3カードの性能

G3カード、MAXPOWER G3 6100/210(PPC750/210MHz 512k Cache)を装着後のシステム状態。
添付ソフトCrockometerの表示。 マザーボードとの相性がよく最高速の220Mhzが出ている。
 

添付ソフトのCache-22の表示。 高速化の決め手のひとつバックサイドキャッシュは512k。

G3カード装着後のMacOS8のシステムプロフィール。プロセッサは「Power PC G3 / 220Mhz」と表示される。


G3カード装着後でもG3機能拡張ファイルを読み込まなければ、元のPowerPC 601/80にて起動するので、両方の速度や体感状態の対比は簡単にできる。 MacOS8.1とNetscape Navigator4の重い状況で対比させると、処理速度はもちろん ソフトの起動時間、ファインダーの切り替えなども、格段の差がある。 画像処理などの処理速度については、劇的に速くなるようだ。雑誌などで紹介しているように、数倍ぐらいは差がある感じだ。Power PC 601/66や80では、ブラウザの描画速度も遅く、かなりイライラする。 フォトショップなどのグラフィック処理等をメインに使うのなら、G3カードの持ち味は、大いに発揮できるようだ。ただし、パイオニアGX-1のハードディスクやAVカードは旧来のままなので(多少は向上する)、全体のパフォーマンスは、それほどでもない。
メインで使っているPowerMacintosh8500/200(604e/200に交換)128M、VRAM-4Mと比べても、G3カードのほうが処理速度そのものは明らかに速い。 ネックのひとつであるAVカードの描画速度等、性能を改善するために、新規にビデオチップを載せたG3カードをインタウエアが開発中との情報があるが、実際の発売については不明。
 
「パイオニアGX-1」表紙
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