title   あれこれ、気んなるで
  ちょこっと言ぃたいがや。 
 玉子入り 入れにゃぁの欲しぃがね
 注文しない玉子を入れて出す店が多く単価上げ魂胆かと疑いたくなります。店の思いより客の好みを大切にして貰いたいものです。好みに応じて加えるべきではないでしょうか。
 玉子を食べる 味噌玉ご飯にしやぁせ
 玉子の食べ方のお節介です。黄身が汁に溶け出し味噌味を損なうのが嫌な方は、黄身だけそっとすくって食べてしまいそして安心して戴いて下さい。白身は味噌味を損ねません。
 積極的玉子の方々には、仕舞いのご飯まで待つことをお勧めします。残して置いた玉子を少しの汁とでご飯に混ぜ、くずしながら戴けば玉子と味噌のまた別な風味を楽しむことが出来るからです。
 
 値段 ラーメンよか高こてかんよ
 要らない玉子入りや僅かな鶏肉入り親子で価格を上げ、名古屋お値打ち商法放棄があります。値の高さの不満を地域外の方々から耳にするのは大変残念なことです。
 うどん屋は日本古来のファミリーレストランとして常に庶民に支持されて来ましたが、今や新参ラーメン屋に取って代わられる恐れを感じます。
 その理由の一つに価値判断があると思うのです。うどんの価値がラーメンに優ると思えませんが如何でしょう? だとしたら味噌煮込みはどうでしょう? 価値以上の価格ではいずれ支持されなくなる恐れがあると思います。
 また高齢化で年金生活者が増す時代に逆行すべきでないし、洒落たパスタ店同様の造りに金を掛け価格アップ原因を作るものでもないと思うのですが。
 雑感 旨味より美味そして滋味 「地味でも滋味はえぇなも」
 蕎麦の良さ。蕎麦の良さは忘れられることは無いでしょう。そこはかとなく漂う日本の香り・懐かしさ、捏ねる切る茹でる簡素に「わび・さび」さえ感じます。趣味の打ち手も後を断たないのは技もさりながら「もてなし心」の良さを知ったからではないでしょうか。
 商業に重きを置きますと精神性がそがれます。心の味わいに欠けた美味では時の好みに左右され呑み込まれ易くなると思います。時に迎合しない素朴な郷土料理の原点を味噌煮込みにも忘れないで欲しいと願います。
 手打ちに挑戦して戴いて是非「もてなし心」も味わって戴ければ嬉しく思います。蕎麦よりずっと易しいですよ。

味噌煮込み百科  味噌煮込みうどん専科  title   title   感想などは・・ negi&tcp-ip.or.jp
[注意]メールソフトに自動的に入る送信先の & を @ に変更してから送信してください。