豊富なアクセサリー
プラクチカBシリーズには、当時の日本製のシステム一眼レフに引けを取らない豊富なアクセサリーが用意された。 プラクチカとしては初のモーターワインダーは、単三乾電池4本を使用し、毎秒2コマの連続撮影ができる。
Bバヨネットマウント用のプラクチカ純正接写リングやベローズは、開放測光や自動絞りも完全に連動する使い勝手に優れたものだ。接写リングやベローズなど、レンズマウントに装着する接写用アクセサリー類にも、装着したレンズの絞り値を伝達するための電気接点が設けられている。Bバヨネットマウント以外のレンズ類を接写に使用する時には、前述のようにボデー側の電気接点を働かせるための固定抵抗が内蔵されているBマウントアダプターを併用する。


アングルファインダー、マグニファイヤー、アイカップ、顕微鏡アダプターなどもプラクチカ・オリジナルである。フラッシュ(ストロボ)のように純正アクセサリーの一部には、日本製のOEMによるものもある。なお、サードパーティからもプラクチカB用のアクセサリーが各種発売されている。
タムロンの交換マウントにも、プラクチカBバヨネットマウントが用意されている。電気接点付きで完全自動絞り。ファインダー内の絞り値表示にも対応しており、プラクチカ純正レンズとまったく違和感なく使える。タムロンや、コシナ、シグマからのOEMによるプラクチカーブランドを冠したレンズなども、プラクチカのカタログに掲載されている。

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