イタ車バンザイ!!(その1)
フィアット・レガータie
内外とも日本車と見分けがつかないほど、ごく普通のFFファミリーサルーン。車高が高く、背筋を伸ばしてリラックスした姿勢で運転できてらくちん。初体験の左ハンドルも、すぐに慣れました。後席もゆったりで、なかなか好評です。
ただし、着座姿勢やチルトハンドルなどをいろいろ変えても、ステアリングやミッションの操作がしっくりこないようです。5速マニュアルですが、3速は遠くて入れにくい。イタリア人は手足が長いのでしょう。1-2-4と、3速を飛ばしてシフトアップするクセが付いてしまいました。パワーステアリングは付いていないが、ハンドル操作は重くはなく、体力のない当方でも大丈夫でした。
室内やトランクが広く、荷物運びに便利。ミニタンスがすっぽり納まってしまった。引っ越しにも便利なセダン?アクセルと正比例する軽快な吹け上がりの1600DOHCエンジンが小気味いい。
1600ccということもあり、燃費も良好。前席のみパワーウインドー付きですが、窓の上下動作はとてもスローで、後席の手動式のほうが軽快で使いやすそうです。、乗り心地もしなやかで心地よいのですが、、、
(名港西大橋にて 1994.12)
【バンザイ歴】
- 走行1万5千キロ目。ウインカーの点滅速度がときどき早くなる。天候により変わるので、電装品の接触不良らしい。
- 高速走行中にコゲ臭いと思ったら、帰宅直後にエンジンが起動不能。なんとイグニションスイッチが溶けていた。各種電装品交換。
- 車検時にブレーキパッド部品無し。現部品にパッドを焼き付け加工。3週間乗れず。
- その日の具合により、警告灯があちこち点灯。中でもEPSというエンジン関連の警告灯が気がかりだが、デーラーでも対策不明。あきらめる。
- 運転席のドアハンドルがちぎれた。プラスチックの軸が破損。鉄棒と接着剤で復旧。
- 工場でファンベルト交換後、まもなくエンジンからゴロゴロと異音。ウォーターポンプ故障交換。日本車の3倍ほどの部品代にびっくり。
- 屋根の上のアンテナが珍しいのか、イタズラで折られてしまった。純正部品がないのでポータブルラジオのパーツで代用。ラジオの感度が悪くなった。
- 天井に雨漏りで大きなシミができる。アンテナが代用品のため水漏れしたらしい。
- クルマへの愛着はあったが、5回目の車検費用が高そうなので惜別。廃車。
ランチア・プリズマ
プジョー405 SRI
ランチア・デドラ2.0ie ターボ
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Magazine/ Tikuwabu by Kunihiro Wakita