Itarian Car Troubles 3

警告灯が、にぎやか。ラジエターの水量警告は、ほとんど常時点灯。エンジンの触媒（温度警告）、ブレーキ警告も、ときたま点灯。該当個所を点検しても、とくに問題はない。以前のイタ車でもよく経験したことだが、やはり警告灯の信頼性が低いためらしい。精神衛生上良くないラジエターの水量警告は、配線コネクタを外してしまった。
【オーディオ交換】本来は純正でアルパインの高級オーディオが搭載されていたはずだが、アゼストのカーステレオに交換されていたため、前車のプジョー405 のスペアに用意してあったプジョーマーク入りのソニー・オーディオを、10連装CDと一緒に移設。複雑な配線に大汗をかいたが、おかげで、はるかに快適な音質になった。（2001.9）
50プロファイルタイヤのためもあり、地上高の余裕が少ない。駐車場から出る時に、歩道の縁石で下をゴツンと打った。車検時にチェックしたら、エンジン前のマフラーが凹んでいて驚いた。幸いこの部分のマフラーは二重構造とのことで、実用上は問題なし。
【プラグ交換】エンジンプラグは、接点がY型になったユニークなものが装着されていた。すぐには入手できないので、同規格の白金プラグに交換。
【7年目の車検】前オーナーが、前回の車検でタイミングベルトやベアリング類を交換してあるなど、基本的整備は行き届いていたようで、今回の車検は基本料金のみでリーズナブルに車検終了。ラッキー！この快調さが、末永く続くことを祈りたい。（2001.10.1）
【前席のパワーウインドー不調】左右とも、スイッチを入れても少ししか作動せず止まってしまう。制御リレーの不調と思うが、がまんしてそのままで乗り続けることに。(2002.10)
【冷却水ホースに穴】豊田スタジアムへサッカーの観戦に行ったら、駐車場に入れてエンジンを切ったとたんエンジンから蒸気！下はまたたくまに水たまりに。ラジエターホースの細く分岐して曲がった部分に穴があいていた。JAFのレッカーで名古屋まで帰宅。その後、行きつけの民間修理工場では部品の手配がつかず、やむなくマツダのデーラーに持ち込む。やはりイタリアからの部品取り寄せとのことで1カ月半待ちのの後、ようやく修理完了。修理代は2万円ほどと案外リーズナブル。しかし劣化したホース全部を交換するように依頼したにもかかわらず、穴の空いた小ホースとラジエターアッパーホースだけしか交換されていなかったので、他のホースの傷み具合がちょっと不安。なお、一カ月半待ちの間は、ホースの小穴をセメダインXで仮補修したら、走行約100キロ程度をなんとか持ちこたえてくれた。（2003.5.）
【バッテリー突然死?】駐車場から事務所まで4キロほど走行。5分ほど用事を済ませて、エンジンをかけようとキーをひねったら、ウンともスンとも言わない！。メインヒューズでも飛んだのか?ロードサービス/バッテリーケーブルでエンジンは直ぐかかったが、いったんエンジンを切ると再起動不能。バッテリー即死なんてことがあるのだろうか。疑問を抱きつつも約束時間が迫っていたのでそのまま豊田まで往復80キロを走る。パワーウインドーやクーラーをONしただけでエンジンは止まりそうになる。いくら走行しても充電はされていないようだ。エンジンかけっぱなし&電気使用厳禁状態でなんとか帰宅。大汗の一日だった。バッテリーに充電器を繋いだら原因が判明。バッテリーは元気そのもので、単なる端子部の接触不良だったのだ。しかし走行してエンジンを切っただけで、突如接触不良になるなんて…。一応、バッテリー(2年半経過)は新品に交換した。（2003.9.11）
【9年目の車検】走行距離が少ないこともあり、今回の車検も基本料金と小部品代のみでリーズナブルに車検終了。ラッキー！この調子で無難に末永く続くことを祈りたい。（2003.10.1）
【冷却水ホースに穴】炎天下の市街地、クーラーの効きが悪いなと思っていたら、信号待ちでボンネットから蒸気！。ラジエター関連の小ホース(ターボへ冷却水を送る長さ25cm直径19mmほどのホース)が長さ25ミリほど大きく裂けている。やはり昨年交換されていないホースが劣化してパンクしてしまったのだ。冷却水を継ぎ足しながら残り1キロメートルほどをなんとか自走し事務所へたどり着く。ああ、またたいへんだ～。部品あるかな?。（2004.7.24）
【冷却ファン回らず】ラジエターホースは、無事にマツダで代品(メッシュカバー付きで丈夫そう)交換にて修理完了。だが、ラジエターファンが回らないトラブルが判明。サービスマンによると電源直結すればファンは回るとのことで、配線かリレーかセンサー等の不良なのだろうけれど…(とりあえずヒューズはOK)。マツダでは配線図等の資料も無くもう対応できないので、ランチア専門店に依頼して欲しいと引導を渡されてしまった。同じ店内にあったオートザム関連は全滅なのか…。とにかく、車を引き取って来たが、家までの4キロ・15分ほどの走行の間に水温計は120度近くまで急上昇し、エンジンを止めたとたん白煙！！リザーブタンクのキャップ周囲から水が吹き出した。チェックしたところ水回りは大丈夫のようだが、とにかくファンが回らないので、またもやトホホの谷底。明日は娘が楽しみにしていた小牧のプールへ行く約束だったのに…。（2004.7.30）
デドラのＢＢＳでOさんから配線図を頂戴(多謝！)。コネクタやリレーの接触を一通りチェックしてみたが、残念ながら原因不明。しかしふとエアコン関係のリレーとヒューズはエンジン内ということに気付いてボックスを開けたら、ボルト留めされている40A 板ヒューズが切れていた。適合品は入手難だが、電気配線屋の市販20A類似ヒューズを2枚重ねて装着したら、見事に回復。ファンは2つとも快調に回転し、水温は90度程度で安定。ヒューズ代60円で修理完了。ラッキ～！！。（2004.8.1）
【クラッチロッド外れる】発進しようとクラッチを踏んだら、いきなりペダルがパタンと底に付いて立ち往生。よりによってラッシュ時の名古屋の中心街テレビ塔前の右折車線の先頭で、後続車から罵声の嵐！あわててチェックしたら、クラッチペタルからエンジンルームへ通じるロッドが横へ脱落。ゴムブッシュはペタルの軸に残っており、ロッドの輪○部だけが横へ抜けている状態。必死に力任せにロッドをゴムブッシュに押し込んで、なんとか再発進するまでに２信号ほどトホホの谷底。同乗者も不安&恐怖で今までの路上立ち往生の中でも最悪のケースだった。デドラでの路上立ち往生はこれで4回目。最初は調子良さそうだったのだが…(2004.9.14)
翌日よく調べたら、クラッチペダルとロッドの連結部は、ゴムブッシュがロッドの連結輪内○のV溝にはまって左右にズレないようになっているだけ。ゴムの劣化や振動などで横に外れてしまう危険性は設計時に考えていないかったのだろうか。ゴムブッシュを強力ゴム接着剤・セメダインXでロッドに接着し、念のため抜け止めにロッド連結部の直径より大きな座金を横に添えて、自分で修理完了。だが…トホホはつづく。
【ブレーキランプスイッチ】クラッチペダルとロッドの修理で、狭い場所に手を入れていて配線が邪魔だったので横に寄せたら…ベキッと不気味な音。配線の先にあるブレーキランプスイッチが割れて上下にちぎれて内部の接点やバネも飛んでしまった。トホホ。スイッチの白樹脂ケースが経時劣化で割れたのだ。というわけで、今度はブレーキランプスイッチの発注に奔走。
上記の作業で初めて気付いたのだが、ダッシュボードの下にあるリレー類を覆う長さ40cm程の黒プラスチックカバーの表面(疑似レザー模様のある室内側)全体がが劣化してベタベタ状態。触ると指紋が残るほど。夏から、ズボンの膝に黒い汚れが付くのを不思議に思っていたのだが、犯人はこれだったのだ。ＢＢＳのランチアオーナーのアドバイスによるとプラスチックの表面塗装の劣化らしい。シンナーで表面の半溶解状態のベトベト層を拭き取ったらすっきりしたが、プラスチックの劣化のため、取付穴部分が割れてしまった。(2004.9.15)
【また水漏れ】車歴11年。リザーブタンクの水の減りが早いなと思ってよく観察したら、エンジンを止めるとベルトカバーの下辺りからポタポタと水滴。どうやらウォーターポンプの寿命らしい。95600キロ。修理費用は10万は下らない予想だし、車検を控えて愛車を乗り換えようと決めた。だが買うつもりのオペル・ベクトラがなんと商談中にタイミングベルト切れというアクシデント。(すごくリーズナブルなベクトラだったけど、買わなくて良かった)というわけで、もう一度、デドラの車検をとることに。
【ホイル+タイヤ交換】タイヤはまだ5分山程度だったが、ゴムの経年変化で側面がヒビだらけだったので交換することに。オークションで、アルファ145の純正セットを入手。デドラがずいぶん精悍になった。ちょっといい気分。ホイールは15-6Jでタイヤが195。デドラ純正とサイズは同じだが、オフセットが40→49.5mm、タイヤ偏平率が50→55となったため、タイヤが9.5mm内に寄り、9mmほど半径が増えたことになる。このためハンドルをいっぱい切ると路面状況によってはちょっとコスルようだ。乗り心地は大きな変化なし。
水漏れ防止剤としてアルマシールなるアメリカ製のアルミ粉を入れたらポタポタは若干遅くなった感じ。しかし数日でリザーブタンクが空になるほどの減り方なので怖いのだが、なんとか車検合格。これからは毎回水を補給して近距離しか乗らないことに。ガソリン高騰のご時世だしと、自分に言い聞かせる。
数年前から右ヘッドランプに小さな石跳ね跡があったのだが、車検から戻ってきたら横一線にヒビが広がっていてびっくり。スチーム洗浄のストレスでヒビが広がったのかもわからない。車検は終えたので、透明テープで補修。なんとかこれで2年我慢しよう。(2005.9.27)

イタ車バンザイ!!（その３）