作者 脇田ひろな 11歳(原文のままです) 2000.1.23より
■三章-----磐田と清水のちがいまた東海道線にのって、清水へやってきた。ここは磐田とは反対に、エスパルスだらけである。きっとジュビロとエスパルスのファンの分ぷをかくとしたらこうなるとおもう。
パルちゃん
けつろん。浜松のほうにはジュビロのファンが多い、静岡のほうにはエスパルスのファンが多いということである。
エスパルス対グランパス戦の前に、私は清水エスパルスのマスコット「パルちゃん」をさがしまわった。そしたら・・・案外かんたんにみつかった。さっそく記念写真を一まいとった。
ついでにサインまでしてくれた!しかもかわいい!!ああ、なんていいマスコットなんだと思った。その後、私は試合を見ながら、パルちゃんの解説を書いた。
『パルちゃん 身長161cm、体重45kg 解説… 今のところ、動物か鳥の一種かは不明だが、とりあえず羽うさぎということになっている。超能力がつかえるらしく、時計が逆回転したり、名古屋城がちゅうにういたりする。ふだんはおとなしいのだが、多重人格で、悪口を2分間聞いていると、不良になってしまう。性別もあまり知っている人はいない』
これかくのに、ずいぶん時間がかかったのか、試合がとっくに終わっていた。スコアボードを見ると・・・・1対2でグランパスがかっていた。
そして私は、熱海の旅館でおとまりすることにした。ねる時間になって、ねていたが、ふとうす目をあけると、羽のような耳と長いしっぽの物体が一しゅん見えたんである。あれは一体なんなんだと私は思って、けっきょく一すいもできなかった。