イタ車バンザイ!! +フランス車バンザイ
わがままでヒステリックなイタリア娘に惚れたのが運の尽き。
安物のイタリア車でバンザイしたという、トラブル続出の自慢話?です。


フィアット・レガータ ie
内外とも日本車と見分けがつかないほど、ごく普通のFFファミリーサルーン。車高が高く、背筋を伸ばしてリラックスした姿勢で運転できる。後席もゆったり。
ただし、着座姿勢やチルトハンドルなどをいろいろ変えても、ステアリングやミッションの操作がしっくりこない。5速マニュアルだが、3速は遠く入れにくい。イタリア人は手足が長いのだろう。1-2-4と、3速を飛ばしてシフトアップするクセが付いてしまった。パワーステアリングは付いていないが、ハンドル操作は重くはない。
室内やトランクが広く、荷物運びに便利。ミニタンスがすっぽり納まってしまった。引っ越しにも便利なセダン?アクセルと正比例する軽快な吹け上がりの1600DOHCが小気味いい。
1600ccということもあり、燃費も良好。前席のみパワーウインドー付きだが、窓の上下動作はとてもスローで、後席の手動式のほうが使いやすそう。、乗り心地もしなやかで心地よいのだが、、、


ランチア・プリズマ・インテグラーレ 2.0ie
4年落ちの中古、走行3万2千キロで購入。ランチアは、同じフィアットグループの高級ブランドという憧れがあり、レガータにやや飽きが来たこともあり、中古車の広告で機会があればと狙っていた。
前車のフィアット・レガータと基本シャシーは同じだが、車高や着座位置がずいぶん低い。ドアを開くと、歩道の敷石に当たってしまう。室内も圧迫感がある。
インテリアは、座席はアルカンタラと布貼りで上質。しかしダッシュボードや内貼りなどの質感は、フィアットのほうが上質だった。高級車のランチアのほうが、薄手のプラスチックの雰囲気でなんだかがっかり。
後部座席を倒せばトランクと一体になるがトランクは浅い。フルタイム4WD・2000cc/DOHC、5速マニュアル。ミッションは、やはり3速は手が届きにくい。
フルタイム4WDの直進性と、2リッターのパワーのおかげで走りは快適だが、足回りが固くバネ下重量の大きさが感じられる。
駆動系の騒音や小さな凸凹をゴトゴトとすべて拾う乗り心地、天井が低く室内も狭く感じるなど、同乗者には評判が良くない。後席の子供はすぐに気分が悪くなってしまう。エンジンルームに各種機器がぎっしり詰まった様相からトラブルが予想されたが、、、


(続)フランス車バンザイ
プジョー405 SRI
その後、やんごとなき出来事があり、イタ車とは惜別の憂き目にあい、おなじくラテン生まれのフランス車に乗り継ぎました。急なことだったので、3日間で捜したリーズナブルな中古車です。
3ナンバーで車体が大きく重いこともあり、乗り心地はなかなか快適。上質なインテリアと、静かな室内、純正搭載のソニー製の10連装CD付きオーディオは、4スピーカー仕様でとても心地よい音で惚れ込んでしまった。
本革シートとサンルーフ、4速オートマチックトランスミッションも初体験。しかし、本革シートは、滑りやすいうえに、冬寒く、夏暑い。後ろウインドーのスモークガラスも、子供にも不評である。
エンジンは快調なのだが、排気音はゴロゴロして、なんだかディーゼルっぽい。塗装の光沢や外装のゴムやメッキが劣化しかかっているなど、年式の割にやつれた感じの車体だったが、乗り始めてすぐにエアコンが効かなくなって大汗、、、、、、、


ランチア・デドラ2.0ie ターボ
ネットオークションでふと目にとまり、衝動的に入札。入札終了時刻間際の自動延長の競合で、せり上がってしまったが、相場よりはリーズナブルに落札。7年落ちの中古、走行8万6千キロ、車検残1カ月。
やはり、ランチアの歴史物語に心惹かれていたのだ。東京へ引き取りに出向き、名古屋まで自走して来たが、快適なドライブだった。
以前のランチア・プリズマ・インテグラーレの固い乗り心地には、ちょっと違和感があったのだが、ずっとしなやかで快適。室内も高級感がある。後席の子供にも好評。格納式電動ミラーは、狭い駐車で便利。
2000cc/DOHC+ターボ、5速マニュアル。ベースのエンジンは同じなので、フィーリングもよく似ている。操作も運転もすぐに馴染んだ。ターボ付きで極めてパワフルだが、燃費は市街地でリッター5〜6キロ、高速でも7キロ程度の大食らい。ハイオクガソリン仕様だが、ガイアックスという新燃料(環境に優しくハイオクなみのオクタン価で安い)を入れた。燃費が1割ぐらい落ちた以外は、特に問題ないようだ。
年式の割の塗装はキレイでピカピカ。キズもで目立たない。室内もアルカンタラのと布貼りで肌触りが良く、心地よい。距離は出ているが、足回りはしっかりしており、乗り心地や走りは快適だ。


海鴎シーガル4A 蓮沼温泉(トプコン) プラクチカB物語 ギャラリーちくわブ
金八会館 名古屋のからくり時計 味噌マガの謎 ドラグラコレクション
Copyright(C)1996-2001 Nagoya Misonikomi Magazine/ Tikuwabu by Kunihiro Wakita